第十二回連載資料

アマゾン・ドット・コム流通センターとグーグル・データ・センター


市川塩浜のアマゾン

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アマゾン・ドット・コムの光と影

アマゾン・ドット・コムの光と影

実際に内部で働いた経験をもつ方による著書。

   
『ハーパーズ・マガジン』2008年3月号に連載されたオレゴン州ザ・ダレス市のグーグル・データ・センターについて。
記事は以下。
http://harpers.org/media/slideshow/annot/2008-03/zoom.html
  
図面は以下。

http://harpers.org/media/slideshow/annot/2008-03/zoom.html
右下にある企業名は、検閲をした地元の業者です。

  

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煙をあげているのがみえるでしょうか。内部でかなり熱をもっていることが伺えます。ハードディスクの空調はパソコン、サーバーにとって非常に重要な事項ですが、ハードディスクが集まるとこんなに煙があがるんですね。かつての八幡製鉄所を思わせます。↓


引用先 http://www.nogata-iwca.or.jp/series/index05.html
(直方鉄工協同組合80年史より〔発行:1981年(昭和56年)3月〕)


この2施設をストリート・ビューでみると、看板がないことが特徴的です。ここにある、ということを積極的に知らせない。
グーグル・マップでみると、建設前のようで建築物がみえません。

写真はたとえば以下。
http://www.flickr.com/photos/rooftop65/sets/72157600558500529/detail/
  
ジョセフ・パクストンのクリスタル・パレスです。
"The illustrated London News"1851年2月15日より

点字のようにもみえる、点々が並んでいるプランは鉄柱の回廊というようなものです。
ヴァルター・ベンヤミンはこれを「巡礼地」と書いていたと思います。

<おまけ>
シアトルのアマゾン本社
看板が「海軍病院」となっていますが。


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