第十八回連載資料
今回は「ポン」の展開にみられる特性を書いていきました。
「ポン」がプレイヤー数、ゲームシステムをどのように展開させていったのかを当時のフライヤーと写真でみていきましょう。
まず最初のポンから
Pong (1972)
Barrel Pong (1972)
Pong Doubles (1973)
Pong Cocktail (1974)
<フライヤーが見つかりませんでした ご存知の方はぜひ教えてください。>
Super Pong(1974)
Dr. Pong (1974)
Puppy Pong (1974)
Quadra Pong (1974)
Snoopy Pong(?)
開発途中で終わったようです。
Barrel Pong (1972)のようにバーの雰囲気に合わせるデザインをしたり、Puppy Pong (1974)とSnoopy Pong(?)のように低年齢層をとりこもうという意図がみられたり、Super Pong(1974)のように、パドルの数を増やしたり、Quadra Pong (1974)のように4人プレイを可能にしたり(将棋でいえば、四人将棋でしょうか)、アタリ社はポンのヒットを受けて展開をはじめることになります。このようにゲームにおける「シリーズ」がはじまっているともいえます。
建築家における、シリーズについて今回は伊東豊雄さんをとりあげました。
ゲント市文化フォーラム案(実現せず)
台中メトロポリタン・オペラハウス(建設中)
せんだいメディアテーク
スケッチ(1995年1月23日)
スケッチ(1995年2月16日)
模型
完成当時
大きな地図で見る
当時の工事風景は以下の写真集で紹介されています。UNDER CONSTRUCTION―「せんだいメディアテーク」写真集
- 作者: 伊東豊雄,畠山直哉
- 出版社/メーカー: 建築資料研究社
- 発売日: 2001/09/01
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境界について - ボクシングとポン
わたしはピンボールをみたとき、映画「ロッキー」のモデルとなったロッキー・マルシアノとジョー・ルイスの試合を思い出したことがあります。というのは、ノックアウト負けしたルイスがリングをはみ出すようにしてダウンしており、「ポン」もまた、テレビの外にボールを出してしまったほうが負けだからです。
「ポン」
アーキグラムのWalking city
以下の公式サイトにはいろんな写真があります。タイトルとおり、亀のような虫のような都市が移動するという案です。わかりやすくいえば、宮崎駿の「ハウルの動く城」のようなイメージがあります。
http://www.archigram.net/projects_pages/walking_city.html
スーパースタジオのマンハッタン計画案
ル・コルビュジェのオビュ計画案