第二十二回連載資料

今回は「ガッチャ」以後のテレビ・ゲームについて話しました。
  

Tank(タンク)
フライヤーを二枚紹介します。
フライヤーには"Realistic tank controls!" "cannon fires, shells explode!" "your own tank command!"とあるように、自分のタンクをもつことができ、リアルな操作性がアピールされています。
ハンドルをにぎり、プレイヤーが相対している筐体がありますが、これを日本語でいうとテーブル筐体です。こちらだとテレビが水平になるので、戦車の動きが自分の手の動きとうまくマッチするような感覚があると思います。このように、同じ内容のゲームであっても筐体のデザインを変えることで、プレイヤーの知覚を調整するということがこの時代のゲームにはみられます。


  

Gran trak 10(グラントラック10)
スペルをみれば、「グラントラック10」と発音するのでしょうが、日本語で書かれたものをみると「グランドトラック10」と書かれたものもあり、両方混在しています。
ハンドルをにぎり、事故から身体をまもるためのヘルメットをしているプレイヤーの隣に恋人らしい女の子がそばについている写真がおもしろい。
説明文によれば、レースカーを走らせるとき音響効果がでるのだそうです。

そのほか
「クラッシン・スコア」

  

  
レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上 (岩波文庫 青 550-1)

レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上 (岩波文庫 青 550-1)

レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 下 (岩波文庫 青 550-2)

レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 下 (岩波文庫 青 550-2)

  
フェルナン・レジェ「バレエ・メカニック」
バレエとは、舞踊のバレエを指し示すのでしょう。