第二十三回連載資料
今回はガン・ゲームの黎明期を中心にしました。
「ショット・ザ・シュート」(1939)
Shoot the Chutes
機構も説明していて、珍しい映像だと思います。ギアが入ってパラシュートが乗降するのですが、なんだかエスカレーターのようなイメージがあります。
そういえば、任天堂の横山軍平はフィギュアを撃つガン・ゲームを制作しています。
http://dp00001726.shop-pro.jp/?pid=14789300
「ワイルドガンマン」(1984)
人物を撃つときに画面が黒くなりますが、背景が紫や黒のエフェクトがかかっていて、あまり不自然さを感じませんね。
「ホーガンズアレイ」(1984)
シルエットを撃つときに画面が一瞬黒くなります。シルエットを撃つということは戦争や警察における銃撃の訓練から着想を得ているのでしょうか。
お祭りの射的といえばこのような映像でしょう。
サミュエル・マーシャル関連
Men Against Fire: The Problem of Battle Command
- 作者: S. L. A. Marshall
- 出版社/メーカー: Univ of Oklahoma Pr
- 発売日: 2000/09/01
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログ (1件) を見る
当時の射撃訓練映像
射撃用シルエット
このシルエットの問題は、ストイキツァ『影の歴史』ともからめて話してみたいところです。
- 作者: ヴィクトル・I.ストイキツァ,Victor I. Stoichita,岡田温司,西田兼
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2008/08/01
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 19回
- この商品を含むブログ (22件) を見る